ワインエキスパート受験メモ

独学かスクールか

友人の勧めもあり、ほぼスクール(田崎真也ワインサロン)に通うことを決めていたのですが、次の年のレッスンまで数ヶ月もあったし受講料も16〜7万かかるので、ひょっとして独学でもいけるかと思い、本屋で参考書を1冊購入してページをめくってみました。しかしカタカナの専門用語(しかもフランス語)が多く、数ページで断念。秋の2時間ほどの説明会で雰囲気を確かめて認定試験準備講座に申し込みました。説明会には田崎氏がいらっしゃり「おぉ、本物だぁ」とひそかに感動し、帰り際に握手をしていただくというミーハー振りを発揮してしまいました。何だかパワーがもらえるような気がして。
スクールで回を重ねると顔見知りも増え、友達もでき、孤独感がなく一緒にがんばろうという気持ちになりました。

試験のためには暗記事項が山のように

毎回復習のテストがあり、採点されるからには良い点取りたいので必死で覚えました。フランスのAOCはまだ何となく馴染みがありましたが、イタリアは覚えにくいな〜と思っていたらドイツは更に覚えにくく、先輩方の作ったゴロ合わせと自分なりのゴロ作りで何とか乗り切りました。ドイツは品種も交配が多いのでそれらもゴロで。ひとときゴロ合わせ作りが面白くて「おっと遊んでる場合じゃない」とわれに返ったりして。
教本や資料、自作テスト、模擬テスト 生産者や品種カード
ものすごい量の資料とスクールの模擬テストと自作のテストとネットで集めた資料など。教本は2004年と2005年のものを使用。田崎氏の合格祈願サイン、効きました(^0^)。単語カードは国別、品種、料理、などなど13個作りました。
参考書は「田辺由美のワインノート」とても有効でした。模擬問題や過去問題に何度もトライしました。
独学しようと思って最初に買った「ワイン受験講座・アカデミーデュヴァン編著」は結局最後の方で復習に使いました。

講義→暗記→自作テスト→スクールの小テスト→間違い箇所の反省

このサイクルを毎週繰り返しました。自作テストは穴埋めとざっくりした記述問題を作っていました。「ワインの醸造過程を書け」とか、「スパークリングワインの製法4種を説明せよ」とか(笑) 最後の方は覚えにくいものや見過ごしていた箇所のみの問題を作って繰り返し解いていました。スクールの小テストや模擬テスト、過去問題も試験直前まで目を通していました。試験の過去問は時間を計って時間内に解答できるように感覚になじんでおきました。仕事が忙しいときは夕飯後夜中の2時や朝方まで終わらないことも多く、体力勝負のところもあり、大学受験以来このたぐいの脳みそを使っていなかったので、脳みそが「ひぇ〜〜、やめてぇ〜〜、覚えらんねぇ、眠いよ〜。」と悲鳴をあげていました。その甲斐あり、毎回の小テストはほとんど「大変良くできました」のハンコをいただき、前期のまとめテストは94%の正解率(トップ20には惜しくも欄外)、総まとめテストは89%(9位に食い込み)と、24回の受講を終えました。
決起会(スクールのがんばりましょうパーティー)でテーブルが同じになった縁で仲良くなったSちゃんは毎回ほぼ満点で、まとめテストではいつもトップでした。受講曜日が違ったのですが、合格したときは一緒にお祝いをしました。私のように「ま、いっか、そんなもんか」という詰めの甘さがなく、暗記事項に漏れがなく、分からないことは些細なことでも理解するまでほおっておかないところが大きな違いです。ノートもきれいに整理されていて、彼女の優秀さはこうした努力からくるんだと頭が下がります。

地理

苦手な地理は手書きで地図を写して、カラーペンや色鉛筆で色分けしビジュアルに覚えられるようにしました。
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カラー地図とカラ地図
こんなラフな地図を書いて赤白ロゼ甘などで色分けしました。A5の縮小版も作って持ち歩きに便利なようにしましたがそれほど便利でもなかったです。持っているといつでも見られる私にとって地理のあんちょこでした。カラ地図は輪郭だけで、アペラシオンやワインの色や品種が言えるようにするための地図問題として使いました。フランスの大きな地図を購入し、リビングに2次試験日まで張っておきました。2次が終わったとき、あまりにも不安で合否を考えたくなくて剥がしてしまい込みました。

模擬テストの参加や情報収集

24回の講義が終わった後、スクールで模擬テストが5回あり、度胸試しも兼ねて全て受講しました。ただでさえプレッシャーに弱いので、テスト慣れする事が私にとって有効だったと思います。見落としや、あやふやなところが見つかったり、ケアレスミスの癖が分かったりしました。
基本技術講習会は2005年はまだ丸1日あり、日ごろの睡眠不足もあり睡魔との戦いでした。テストに出るかもしれないと必死にメモりましたが、出るものもあればそうでないものも?「説明がない国は出ない」というのは本当でした。だからといって万が一という事もあるので復習しておきました。
どんな雰囲気で試験が行われるのか、未知の世界だったので、諸先輩方の受験体験記などをネットでずいぶん読みました。また、スクール関連のメーリングリストにも参加し、語呂合わせの入手や2次前にはブラインドテイスティングができるお店情報があれば行ったり、先輩方、先生方の励ましをいただくなど、お世話になりました。